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"MS-DB-CD4000"Vol.3

 "MS-DB-CD4000"のVol.3は”私撰【Blue Note】この10枚”と銘打ち、大胆にもBlue Noteの作品(所有する)
から個人的に十枚を選んでみました。
 選んだ10枚は1990年に購入したもの7枚、翌91年が2枚、そして93年が1枚。
 つまり、ここで選んだ10作は四半世紀以上前から固定されていた、ということになります。
 30年近く前、狂ったように、浴びるように聴きこんだことを思い出します。三つ子の魂百まで(苦笑)

※タイトル、アーティスト、カタログ№、CD購入日
1
Blue And Sentimental
Ike Quebec
4098
1990/06/28

 ケベックの咽び啼くテナー、グリーンのブルーなギター、ジョー・ジョーンズの繊細なブラッシング。
 世に「ムード音楽」、数あれど、ここまで「真のムード音楽」を探求した作品はない(断言)
2
Feelin' The Spirit
Grant Green
4132
1990/05/08

「神との対話」がゴスペルの本質であるとしたら、紛れもなくこの作品はゴスペル。
 グリーンのギターを媒介とし、「神との対話」を可能にした不世出の作品、とは言い過ぎか。
 青臭いハンコックとエモーショナルかつ執拗なフレージングのグリーンの掛け合いに陶酔。
3
Born To Be Blue
Grant Green
4432
1990/05/21

 1/4 世紀の永きに亘り、発表が見合わせれていた作品。
 邪推すれば
1961年当時のグリーンの作風としては、あまりにも「雅」過ぎたのでないのでしょうか。
 タイトル曲でのケベックのブローには驚愕を禁じ得ません。
 常に"Blue And Sentimental"と対で聴く隠れた名盤。
4
Portrait Of Sheila
Sheila Jordan
9002
1991/01/11

 ヴォーカルとブルーノートは縁遠い。
 しかし、その数少ない作品がジャズヴォーカル史上極上の作品に仕上がるとは...。
 ギター・ベース・ドラムのシンプルな編成の中に、シーラの妖艶な声が響きます。
 はじめの一音からゾクゾクするヴォーカルアルバムの逸品。
 "洒落たバー"のBGMにはしないでね。
5
Introducing Kenny Burrell
Kenny Burrell
(1523)
1990/09/17

 煽るキャンディドのコンガ、フラナガンのピアノも縦横に跳ねる。それに応え疾走するバレル。
 バレル初のリーダーアルバムは、バレルが若さと気負い溢れた、うねるようなジャズを聴かせてくれます。
 70年代以降の渋さに満ちたバレルからは想像もつかない、躍動感!
6
Happenings
Bobby Hutcherson
4231
1990/09/20

 聴くたびに「海」を連想させる作品。
 ハッチャーソンのヴァイブ、ハンコックのピアノが紡ぎだす、時には穏やかな南海、時には極寒の荒々しい海。
 これほど情景が浮かび上がる作品は、ないでしょう。
7
Bass On Top
Paul Chambers

1521
1990/06/28

 ベースが、ここまで表情豊かに唄う楽器だったとは、と驚いてしまいます。
 その太い音色に急逝したチェンバースの魂が伝わります。
バレルのギターが、いつになく神妙で、哀しい、とは思い過ごしか。
 50年代をリードしたベーシストの二十代半ばにしての集大成。
8
Sal Salvador Quintet
Sal Salvador
5035
1990/09/17

 サルの唯一のブルーノート盤。
 1989年にタル・ファーロウ、ルー・メッカの作品とカップリングで世界初CD化されました。
 いつでも口ずさめるようなホーンライクで、メロディアックな音色は、心和ませてくれます。

 文字通り"Get Happy"な作品。
9
Beautiful
Candido
(4357)
1993/11/09

 ブルーノートは早くから、コンガやボンゴなどアフリカンパーカッションに注目していましたが、リーダー作はブルーノート随一の珍盤と呼ばれる
サブーの「
PALO CONGO(1561)、ソロモン・イロリの「AFRICAN HIGHLIFE(4136)
そしてこのキャンディドと三作のみ。
 この作品は前二作に比べ、ラテンフュージョンフレーバー満載の楽しいジャズ。走れ、キャンディド!
10

Foreign Intrigue
Tony Williams
85119
1991/06/21

 十撰唯一の新生ブルーノートの作品(1985年)。
 センスの悪いジャケット(失礼)とのっけから電子ドラム、ということでしばらく敬遠。
 しかし、改めて聴き直すと、瑞々しいフレーズで埋め尽くされる紛れもない新主流派の音。
 このメンバーがロックを通過し、ジャズに回帰するとこういう音になります、といった感じでしょうか。
 いまやBN十撰には欠かせないアルバム。

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"MS-DB-CD4000"Vol.2

 前回のジャンル別に続き、Vol.2ではアーティスト別に4000枚を分類してみました。
 こちらはジャンル別に比べ遥かに分かり易く、カンタン。原則、共演名義は最初にアーティスト名が記されているほう(George Benson & Joe Farreell→George Benson、YMO/Human League”→ YMO等)にカウントしました。
 「同一アルバムで複数枚」(リマスター盤・再発盤・デラックスエディション盤等)はそれぞれ1枚にカウントしました。

 10枚以上のアーティストは以下のとおりで43組。そのアーティストの最初に購入した作品とカタログナンバー、そして購入日、アーティストのジャンルを記しました。
 もっとも多くのCDを保有するアーティストは、Grant Greenの41枚、これに39枚のGeorge BensonとKenny Burrellが続きます。上位3傑は奇しくもジャズギタリストで占めることになりました。
 
Grant Green
 最初に購入したGreenのCDは、"Idle Moments"(US盤 CDP 7 84154 2)で1989年7月のこと。この1989年はちょうどBlue Note創設50周年にあたり、同レーベルの旧作が続々とCD化を始めた年にあたります。世界的なアシッドジャズ(ソウルジャズ)ブームとも重なり、正統的なジャズファンから見向きもされなかった未発表盤も“発掘”され陽の目を見ることになりはじめたころでもあります。こうしたブームも多分に影響したことでしょう、1993年5月、東芝EMIの「歴史的英断」によりBlue Noteの核心ともいえる4000番台全てが、3年以上を掛けCD化されることとなりました。カタログナンバー順に、しかも毎月!
 定期購読していた「スイングジャーナル」でこの報に接し狂喜乱舞。毎月第4水曜日を心待ちにしたのは、もう四半世紀前のことになるのですねえ。
 ここから一気にG.Green作品の収集ペースが加速します。「完全ブルーノート・ブック」(1987年ジャズ批評社)を片手にリーダー作品以外にも食指を伸ばし、足掛け30年でG.Greenリーダー作は41枚(リマスター盤・再発盤・デラックスエディション盤含む)に。
 未だに発掘されていない音源もあるというから、この枚数はまだまだ増えることでしょう。

George Benson
 ある評論家がGeorge Bensonをこう評していました。
 「もしBensonの歌が聴けないとしたら、ちょっと寂しいものの、といって落ち込むほどではない。一方ギターが聴けないとしたら、これは本当に悲しくなってしまう」 
 なるほど、蓋し名言。しかし、私はBensonのヴォーカル曲は全部飛ばして聴いている輩ですが...
 Prestigeに残したブラザー・ジャック・マクダフ・グループのギタリスト時代に始まりColumbia、A&M、CTIを経て、「BREEZIN'」で一気にポップ・フィールドに進出したWarner時代...。この後のエンターテイナーとしての活躍はご存知のとおり。
 どの時代をとっても、また4ビートでも8ビートでも16ビートでも、その超絶したギターは際立っていますが、もっともお気に入りなのはCTIに残した作品群。ジャズとPOPの両者の魅力がギッシリと詰まった快作が揃っており、実は彼のキャリアの中で、最も充実した時期なのでは?

Kenny Burrell
 1956年の初レコーディング以来、リーダー作は100枚を超え、サイド・マンとして参加したアルバムは、実に600枚とも700枚とも言われる、ジャズ・ギタリストの最高峰に位置するKenny Burrell。
 87歳の現在も健在でリーダー作を発表し続けているというから驚きのひとこと。
 彼のギタースタイルはとかく「都会的で、ハードボイルド」なんて形容されますが、通底するのは紛れもなくブルースであることは間違いありません。
 初Burrell CDはベタな"Midnight Blue"。聴き始めは"Chitlins Con Carne"にノックアウトされましたが、30年近く経った今、"Mule" に打ち震え、"Soul Lament"に涙する日々(苦笑)。

41
Grant Green
Jazz/Fusion

Idle Moments
 CDP 7 84154 2
 1989/07/08
39
George Benson
Jazz/Fusion
Greatest Jazz
 JC-1603
 1990/05/15
39
Kenny Burrell
Jazz/Fusion
Midnight Blue
 CP32-5229
 1990/07/09
26
Kraftwerk
Techno/House/Electro
Electric Cafe
 CDP 0777 7 46416 2 3
 1987/06/23
23
Pat Metheny/Group
Jazz/Fusion
Letter From Home
 22P2-2874
 1992/02/13
22
808 State
Techno/House/Electro
90
 246 461-2
 1990/03/15
20
Boston
Rock/Pops
Don't Look Back
 EK 35050
 1987/11/14
19
Joe Jackson
Rock/Pops
Body And Soul
 CD-3286
 1987/11/21
19
Heaven 17
Rock/Pops
Pleasure One
 32VD-1055
 1986/12/27
18
Daryl Hall & John Oates
Rock/Pops
Rock'n Soul Part1
 BVCP-5017
 1991/02/19
18
Depeche Mode
Rock/Pops
The Singles 81-85
 CD MUTEL 1
 1987/03/06
18
Herbie Hancock
Jazz/Fusion
Perfect Machine
 CK-40025
 1988/05/24

17枚~14
17 Human League
Rock/Pops
Love And Dancing
 CDOVED 6
 1987/02/13
17 Fleetwood Mac
Rock/Pops
Greatest Hits
 25P2-2390
 1989/01/17
16 Cars
Rock/Pops
The Cars Greatest Hits
 32XD-373
 1986/02/02
16 Earl Klugh
Jazz/Fusion
Collaboration
 32XD-752
 1991/08/09
15 Toto
Rock/Pops
Past To Present 1977-1990
 CSCS 5220
 1990/06/28
14 Buzzcocks
Punk/Hardcore
Singles Going Steady
 Records CD 001
 1990/02/05
14 George Winston
Easy Listening/New Age/Healing
Autumn
 D25Y-5129
 1990/10/29
14 Ministry
Body/Industrial/Noise
Twelve Inch Singles 1981-1984
 WAXCD 035
 1992/07/22
14 KMFDM
Body/Industrial/Noise
Angst
 TVT 7202
 1993/12/25

 

13枚~10
13 Art Of Noise Rock/Pops In Visible Silence 1986/08/23
13 Donald Fagen Rock/Pops The Nightfly 1989/01/09
13 Wes Montgomery Jazz/Fusion Road Song 1990/05/09
13 Wedding Present Rock/Pops Bizarro 1994/12/29
12 Orchestral Manoeuvres In The Dark Rock/Pops The Pacific Age 1986/12/02
12 New Order Rock/Pops Substance 1987/08/20
12 Blood,Sweat & Tears Rock/Pops Blood,Sweat & Tears Greatest Hits 1987/11/15
12 Kansas Rock/Pops Leftoverture 1987/11/21
12 Ultravox Rock/Pops The Collection 1988/11/27
12 Ike Quebec Jazz/Fusion Blue And Sentimental 1990/06/28
11 Talk Talk Rock/Pops It's My Life 1987/06/14
11 Exploited Punk/Hardcore Death Before Dishonour 1988/12/06
11 Chickenshack Jazz/Fusion Chickenshack 1991/08/23
11 David Bowie Rock/Pops Sound And Vision 1992/02/13
11 Dionne Warwick Soul/R&B Greatest Hits 1979-1990 1995/03/23
11 Chemical Brothers Rock/Pops Exit Planet Dust 1995/10/27
11 Fatboy Slim Rock/Pops Palookaville 2014/03/24
10 Thompson Twins Rock/Pops Quick Step And Side Kick 1988/04/10
10 Meat Beat Manifesto Body/Industrial/Noise Satyricon 1993/06/22
10 Al Kooper Rock/Pops Super Session 1988/01/23
10 Art Blakey Jazz/Fusion The Big Beat 1991/03/27
10 Steely Dan Rock/Pops Steely Dan Featuring W.Becker&D.Fagen 1989/09/21


"MS-DB-CD4000"Vol.1

 先日(11/23)、"Wes Montgomery Plays Latin And"(Wes Montgomery 1988年 ビクターVDJ-28050)を入手。
 これで1985年12月2日に購入した"Chicago17"(ワーナー32XD-314)から33年を経て、ちょうど4000枚目(Maxi-single含む)の購入CDとなりました(すでに手元にないものもかなりありますが…)。

 これを機に、購入CDデータをまとめたDBを(再)整備しようと発起。
 現在のDB項目である購入日、タイトル、アーティスト、購入店、購入価格、その他(再購入盤、枚組、プラスDVD等。一部カタログナンバー)に加え、収録曲やジャンル等も加えてみたいと作業に取り掛かりましたが、これが予想以上に難しい。
 
 そもそもジャンルの定義から始まり、盤で分類するのか、アーティストで分類するのか、改めて日本盤・輸入盤や「枚組」の定義とは? 複数のアーティストによるアルバムの扱いは?...数え上げればきりがない。
 例えば、日本盤・輸入盤の定義。CD黎明期の80年代中盤頃までは、「西ドイツ盤等の輸入盤の日本仕様盤」が少なくありませんでした。これは西ドイツでプレス・製造し(Made In West Germany)固有のカタログナンバーが付された盤(輸入盤)に日本語解説や対訳、帯をつけ、日本盤としてカタログナンバーをつけ販売したもので、ふたつのカタログナンバーが並立することになります(Warner系に多く見られました)。

 とりあえず、アーティスト名でジャンル分けしようといくつかの類型に分類すること数回、試行錯誤の末、「えいやっ」と
「Rock/Pops」
「Jazz/Fusion」
「Techno/House/Electro」
「Body/Industrial/Noise」
「Soul/R&B」
「Punk/Hardcore」
「Easy Listening/New Age/Healing」
「Funk/Hip-Hop」
「Blues」
「Classic」
「日本」
「O.S.T」
「V.A.」
「その他」
の13分類(+その他)を強引に設定したところまでは良かったのですが…。

 Dan Hartmanの”Instant Replay”は「Rock/Pops」だが”New Green/Clear Blue”は「Easy Listening/New Age」だよな?、John CageやSteve Reichは「Rock/Pops」「Jazz/Fusion」「Classic」「その他」のどれ? 石野卓球は「Techno」?「日本」?
そもそも「Rock/Pops」にPaul Ankaや Andrews SistersとともにBauhausやPop Groupが分類されることに強い違和感が(苦笑)
 
 とはいうものの、大まかにアーティストのジャンルで4000枚を分類し、微調整を加えつつ、備忘録("MS-DB-CD4000")をまとめてみようと思います。HP開設から19年目、ブログ開設から13年目にして初の私的データの開陳?

MS-DB-CD4000枚のジャンル別分類
ジャンル枚数比率
Rock/Pops176444.1%
V.A.85621.4%
Jazz/Fusion57214.3%
Techno/House/Electro1964.9%
Body/Industrial/Noise1333.3%
Soul/R&B1233.1%
Punk/Hardcore892.2%
Easy Listening/New Age/Healing862.2%
日本491.2%
O.S.T521.3%
Funk/Hip-Hop320.8%
Blues250.6%
その他150.4%
Classic80.2%
 4000100.0%




ジャンル別分類の考え方は以下のとおりです。

Bluesに含んだアーティスト・盤
 Blind Lemon Jefferson、Buddy Guy、Chris Thomas King、Hound Dog Taylor、Howlin Wolf、James Cotton、John Little John、Magic Sam、Memphis Slim、Mississippi John Hurt、Muddy Waters、Otis Rush、Robert Johnson、Robert Lockwood Jr.、Snooks Eaglin、T-Bone Walker、Willie Willis…
 いわゆる黒人の「どブルース」のみ。Paul Butterfield Blues BandやMike Bloomfield、John Mayall & The Bluesbreakers等の白人のブルースもどき(失礼)はRock/Popsに分類。

Jazz/Fusionに含んだアーティスト・盤
 いわゆる正統派ジャズ(デキシー、スイング、4ビート、メインストリーム等)とフュージョン(系)、ラテン、ジャズファンク等など。
 すこし(かなり)微妙ですが、以下のアーティストはこちらにカテゴライズしました。
Azymuth、Cab Calloway、Chuck Mangione、Fania All Stars、Guru、James Blood Ulmer、John Zorn、Kenny G.、Ocho、Pucho & Latin Soul Brothers、Shakatak、。
 渡辺貞夫、Square、村松健、近藤等則、高中正義、日野皓正、マリーン、カシオペア、マルタ、Chickenshack(チキンシャック・山岸潤史)は「日本」ではなく、Jazz/Fusionに、Ben Sidran、Meta Roos & Nippe Sylwens Band、Nina SimoneはSoul/R&Bに、Allan Holdsworth、Doris Day、Gipsy Kings、Manhattan Transfer、Sergio MendesはRock/PopsにMitch MillerはEasy Listening/New Age/Healingに分類。
 Chuck Mangione はEasy Listening/New Age、ShakatakはRock/Popsの方がいいのかしらん…

Techno/House/Electroに含んだアーティスト・盤
 このジャンルあたりから分類が難しく、困難に…
こちらもかなり微妙ですが、Bizarre Inc.、Coil、Dub Syndicate、L.A. Style、M/A/R/R/S、Meat Beat Manifesto、Mr. Fingers、Shades Of Rhythm、T-99、Tackhead Soundsystem、Todd Terry、Ultraviolence…もTechno扱いに。
またサンプリングCD等はV.A.ではなくコチラに含みました。
 Co-Fusion、石野卓球、Y.M.O、電気グルーヴ、ケン・イシイは「日本」ではなく、Technoに分類。


以下、次回に続く

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