MS-DATABASE-別館

全米四大チャート #1シングル記録集-1-

 Billboard(以下「BB」・1890年創刊)、Cashbox(以下「CB」・1942年創刊)の戦前からの二大誌に続き、1964年4月18日付でRecord World誌(以下「RW」)が、73年9月28日付からRadio & Records誌(以下「RR」)が最初のチャートを発表し、70年代を迎えアメリカの「四大チャート」が揃い踏みを果たすことになります(BB、CB、RWは土曜日、RRは金曜日にチャートを発行)。
 全米四大誌が同時に存在した期間は、RR創刊からRW廃刊までの10年足らず(446週間)でありますが、この間に306作の№1シングルが誕生しています。
 チャート誌別に№1作品数を見てみると、BB209作、CB250作、RW224作、RR154作となっており、特にCBとRRでは100作近くの差 (1作あたりの平均№1滞在週はCB1.8週に対し、RR2.9週)が見られます。これは、CBでは4週以上の長期№1が全体の1割に満たないのに対し、 RRでは1/3に上っている、逆に1週のみの№1がCB64.8%、RR23.4%となっており、RRは長期№1の傾向にあるということの表れでもあります。
四大誌№1比較表
  BB CB RW RR
№1作品数 209作 250作 224作 154作
最長№1週数 10週 9週 13週 8週
4週以上№1数 31作(14.8%) 24作(9.6%) 33作(14.7%) 48作(31.2%)
1週のみの№1数 106作(50.7%) 162作(64.8%) 136作(60.7%) 36作(23.4%)
※対象期間:1973年9月29日付~82年4月10日付(RR誌の日付は-1日)

 四誌が存続した446週間に四誌全てにおいて№1を獲得したシングルは105作。№1総数の1/3以上が「四冠王=真の全米№1シングル」の称号を得ています。
 105作のうち、四誌全てで5週以上の№1を記録した作品となると僅か6作に激減してしまいます。下記に四大誌で№1を獲得した週数が15週以上の作品を列挙しましたが、このクラスになるとさすがにチャート間での№1週数のバラつきは小さくなっています。

四大誌通算15週以上№1作品
Title Artists Year BB CB RW RR Total
YOU LIGHT UP MY LIFE DEBBY BOONE 1977 10 8 13 6 37
ENDLESS LOVE DIANA ROSS & LIONEL RICHIE 1981 9 9 9 5 32
NIGHT FEVER BEE GEES 1978 8 8 8 6 30
CALL ME BLONDIE 1980 6 7 6 6 25
SHADOW DANCING ANDY GIBB 1978 7 6 8 4 25
TONIGHT'S THE NIGHT (GONNA BE ALRIGHT) ROD STEWART 1976 8 5 6 5 24
BETTE DAVIS EYES KIM CARNES 1981 9 5 5 5 24
LE FREAK CHIC 1979 6 7 7 4 24
STAYIN' ALIVE BEE GEES 1978 4 4 6 6 20
DA YA THINK I'M SEXY? ROD STEWART 1979 4 5 5 6 20
LADY KENNY ROGERS 1980 6 4 5 5 20
MY SHARONA KNACK 1978 6 6 5 3 20
DON'T GO BREAKING MY HEART ELTON JOHN & KIKI DEE 1976 4 3 5 7 19
(JUST LIKE) STARTING OVER JOHN LENNON 1980 5 5 5 4 19
THREE TIMES A LADY COMMODORES 1978 2 4 5 6 17
SILLY LOVE SONGS PAUL McCARTNEY & WINGS 1976 5 2 4 6 17
REUNITED PEACHES & HERB 1979 4 4 4 4 16
LOVE WILL KEEP US TOGETHER CAPTAIN & TENNILLE 1975 4 2 3 6 15
ESCAPE (THE PINA COLADA SONG) RUPERT HOLMES 1979 3 3 4 5 15
ANOTHER BRICK IN THE WALL(PART II) PINK FLOYD 1980 4 3 5 3 15
I JUST WANT TO BE YOUR EVERYTHING ANDY GIBB 1977 4 3 5 3 15
※対象期間:1973年9月29日付~82年4月10日付(RR誌の日付は-1日)
スポンサーサイト

コメント

ここに80年代最大のヒットとされる
PHYSICAL / Olivia Newton-John
がないのが特筆されますね。

Radio&Records紙で2位止まりでした。

Yamapyさん

いまだになぜフィジカルが1位になったのか分かりません。
7位くらいがしっくりきます(ONJファンのみなさんスミマセン)

  • 2015/09/22(火) 22:33:42 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad