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1980年代にBillboard 5大Variousチャート中4チャートにエントリーしたシングル

 1980年代、BillboardのPop(HOT100)除く主要5大チャート(R&B、Country、Adult Contemporary=A/C、Dance、Rock Tracks=R/T(1981年3月21日スタート))のうち、3つ以上のチャートにランクインした作品は204作。
 うち、5チャート中4チャートにエントリーしたのは19作。Daryl Hall & John Oatesが5作エントリーしました。
 19作のうち、18作までがR&B、A/C、Dance、R/Tの組み合わせ。Countryが鬼門となり、5チャートランクインの作品はありませんでした。
 一般的に、R&B系、Country系のアーティストの同一シングルがR&BとCountryの両チャートにエントリーするのは稀なこともあり、5大チャート総なめはかなりの難度といえるのでしょう。

 ちなみに1980年代にR&B、Country両チャートにエントリーしたシングルは、
STUCK ON YOU/Lionel Richie
LADY/Kenny Rogers
WHAT ABOUT ME?/Kenny Rogers with Kim Carnes & James Ingram
WE ARE THE WORLD/USA For Africa
AT THIS MOMENT/Billy Vera & The Beaters
の5作。
 この間、HOT100にエントリーした作品が3803作ですので、わずか0.1%という狭き門であることがわかります。

 なお、WE ARE THE WORLDはR&B、Country、A/C、R/Tの組み合わせで4チャートにランクイン。確かにダンスな曲ではないため、Danceチャートにエントリーしないのは分かりますが、Rockチャートにエントリーというのも不思議な感じします。

そのほかも個人的に「?」と違和感を感じるカテゴリーのチャートにエントリーした曲は…

Danceチャート入りした
 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME-Culture Club Dance(34位)
A/Cチャート入りした
 EASY LOVER-Philip Bailey with Phil Collins(15位)
 SUSSUDIO-Phil Collins(30位)
 THRILLER-Michael Jackson(24位)
 MIAMI VICE THEME-Jan Hammer(16位)
 THE POWER OF LOVE-Huey Lewis & The News(6位)
 GHOSTBUSTERS-Ray Parker Jr. (9位)

といったあたりでしょうか。

参考:Billboard主要チャートで「三冠王」を達成したシングル(1980年代編)
Billboard主要5チャート全てでTOP10ヒットをもつアーティスト


■1980年代にBillboard 5大Variousチャート中4チャートにエントリーしたシングル
entry date Title Artist Billboard CB RR RW
A/C C&W Dance R&B R/T HOT
100
1984/11/24 EASY LOVER Philip Bailey with Phil Collins 15   7 3 5 2 1 2 -
1985/05/11 SUSSUDIO Phil Collins 30   4 8 10 1 1 1 -
1982/12/04 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME Culture Club 8   34 39 21 2 1 1 -
1981/11/14 I CAN'T GO FOR THAT (No Can Do) Daryl Hall & John Oates 12   1 1 28 1 1 1 1
1982/10/16 MANEATER Daryl Hall & John Oates 14   18 78 18 1 1 1 -
1983/10/29 SAY IT ISN'T SO Daryl Hall & John Oates 8   1 45 18 2 3 2 -
1984/09/29 OUT OF TOUCH Daryl Hall & John Oates 8   1 24 18 1 3 1 -
1984/12/15 METHOD OF MODERN LOVE Daryl Hall & John Oates 18   15 21 42 5 9 5 -
1985/09/07 MIAMI VICE THEME Jan Hammer 16   23 1 29 1 1 2 -
1984/02/11 THRILLER Michael Jackson 24   44 3 42 4 4 1 -
1985/03/23 THINGS CAN ONLY GET BETTER Howard Jones 38   10 54 21 5 7 4 -
1985/06/29 THE POWER OF LOVE Huey Lewis & The News 6   22 81 1 1 1 1 -
1983/10/15 SAY SAY SAY Paul McCartney & Michael Jackson 3   2 2 24 1 1 1 -
1984/06/16 GHOSTBUSTERS Ray Parker Jr. 9   6 1 38 1 1 1 -
1986/03/01 WEST END GIRLS Pet Shop Boys 26   1 36 37 1 1 1 -
1985/06/08 IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE Sting 39   10 17 1 3 2 3 -
1984/05/19 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT Tina Turner 8   21 2 51 1 1 2 -
1985/07/06 WE DON'T NEED ANOTHER HERO Tina Turner 3   23 3 29 2 3 3 -
1985/03/23 WE ARE THE WORLD USA For Africa 1 76   1 27 1 1 1 -


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コメント

これはまた興味深い資料をありがとうございます。

R&B、Country両チャートにエントリーがあったことに驚きました。
Blackのカントリーは珍しいですが、Lionel Richieなら何となく納得です。
Pointer SistersのFairytaleのような衝撃はないですね。

Culture Clubも何となく分かります。
日本のDiscoでもDubバージョンをかけてましたから。
'80sのA/Cチャートは、HMやRap以外で30代受けするものは何でもOKな印象ですね。

  • 2015/12/05(土) 23:58:23 |
  • URL |
  • starfort #mQop/nM.
  • [ 編集]

starfortさん

>R&B、Country両チャートにエントリーがあったことに驚きました。

さらに希少性のある組み合わせもありました。
ネタとしてご紹介いたしますので、しばしお待ちを

>Culture Clubも何となく分かります。
>日本のDiscoでもDubバージョンをかけてましたから。

確かにDance/Discoといってもスローな曲もあるでしょうからね。

>'80sのA/Cチャートは、HMやRap以外で30代受けするものは何でもOKな印象ですね。

おっしゃる通り、「毒気を抜いたプチHOT100」という感じがしますね。

  • 2015/12/06(日) 10:40:19 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
  • [ 編集]

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