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Record Worldチャートの高順位ニューエントリー記録

 ニューエントリー特集のRecord World編。
 対象期間は1964年1月第一週(Music Vedor時代含む)から休刊となる1982年4月10日付けまで。

■Record Worldチャートで初登場30位以内のシングル
初登場
順位
翌週 日付 最高
Title Artist BB CB
日付 順位 日付 順位
19 16 1965/02/20 8 Red Roses For A Blue Lady Wayne Newton 1965/02/27 76 1965/02/13 91
20 9 1971/10/30 1 Have You Seen Her Chi-Lites 1971/10/23 60 1971/10/23 87
20 5 1965/07/03 1 I'M Henry Viii, I Am Herman's Hermits 1965/07/03 42 1965/07/03 18
22 17 1965/02/27 6 Goldfinger John Barry & His Orchestra 1965/03/13 84 1965/02/06 59
22 19 1965/02/13 8 Red Roses For A Blue Lady Vic Dana 1965/02/06 95 1965/02/13 91
23 19 1979/10/06 1 Heartache Tonight Eagles 1979/10/06 52 1979/10/06 23
25 20 1980/08/09 9 Late In The Evening Paul Simon 1980/08/09 46 1980/08/09 33
26 - 1970/11/07 26 Hum Along And Dance Temptations - - 1970/10/31 93
27 18 1965/12/25 12 Day Tripper Beatles 1965/12/18 56 1965/12/18 76
27 24 1980/09/06 9 Real Love Doobie Brothers 1980/09/06 40 1980/09/06 31
28 23 1979/02/10 1 Tragedy Bee Gees 1979/02/10 29 1979/02/10 32
28 6 1965/04/17 1 Mrs.Brown You've Got A Lovely Daughter Herman's Hermits 1965/04/17 12 1965/04/17 31
29 23 1980/10/04 1 Lady Kenny Rogers 1980/10/04 39 1980/10/04 31
29 26 1980/11/08 10 Hungry Heart Bruce Springsteen 1980/11/08 30 1980/11/08 37
29 26 1980/09/06 1 Woman In Love Barbra Streisand 1980/09/06 49 1980/09/06 34
30 27 1980/11/01 3 Love On The Rocks Neil Diamond 1980/11/01 32 1980/11/01 36

 この間にいきなりTOP40にエントリーした作品は64作。最も高い順位でのエントリー作品は、1965/02/20付で19位にエントリーしたRed Roses For A Blue Lady-Wayne Newton。
 ちなみに同作はBBでは翌週76位に、CBでは前週に91位で、それぞれニューエントリー。この差は何なんでしょう?
 Wayne Newtonと言えばこの27年後の1992年に "The Letter事件"の当事者(?)となったアーティスト。RWでも順位工作を...(笑)

 1970/11/07付で26位にニューエントリーしたHum Along And Dance-Temptationsは翌週圏外にドロップアウトという21世紀のチャート並みのチャートアクション。なお同作はBBではエントリーせず、CBでは93位止まりなので、もしかすると集計ミスによる幻のエントリーという可能性もありそうです。

 64作中、30位以内へのニューエントリーは16作。うち6作までが翌週3ランクという小幅な上昇。翌週TOP10入りは3作に止まっています。

 TOP40内初登場作品を最も多くもつアーティストはBeatlesで7作。うち3作(Do You Want To Know A Secret、Paperback Writer、Rain)が40位ちょうどのニューエントリー、となっています。
 これに次ぐのがKenny Rogersの4作。こちらも3作が37位ニューエントリーという珍記録となっています。


 ちなみに同期間の他チャートでTOP40ニューエントリー作品数はBBが50作、CBが52作。RWが他チャートに比べ2割ほど多くなっています。
 期間別に見てみるとBB、CBはほぼ同じ傾向を示しているの対し、RWでは1970年代後半に一気にその数が増加していることが分かります。とくに1979年から1982年までは35作がTOP40内ニューエントリー。これはBB19作、CB17作の倍近くに達する数字。
 廃刊間近のチャート工作、という感がないわけでもありません。

■三大チャートの期間別TOP40ニューエントリー
BB CB RW
1964-1969 23 27 16
1970-1974 5 6 7
1975-1979 7 6 19
1980-1982 15 13 22
Total 50 52 64


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コメント

HUM ALONG AND DANCE / Temptations。

私も聴いたことがない曲名。
調べたら…
HOT100で最高位33位を記録した
「UNGENA ZA ULIMWENGU (Unite The World)」
のカップリング曲ですね。

だから集計ミスと言うよりも、
「集計対象外」
になった可能性が高いですね。

Record World誌のHighest Debut記録ありがとうございます。

Billboardの記録とは全く違いますね。

Record World記録の
「Red Roses For A Blue Lady」
もBillboard誌の記録が公式になっている感じが強く、埋もれてしまっているという感じですよね。

  • 2017/05/04(木) 23:42:59 |
  • URL |
  • Yamapy v(^^;)v #-
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追加コメント…

実は…
「Record World」誌の存在を知ったのは最近のこと。
洋楽を聴きまくっていた
1980~90年代前半は
存在すら知りませんでした。
去年「Record World」誌のチャート記録本を買ったというレベルです。

脱壱さんRecord World誌について、いろいろご教授願います。

別のところで書き込みしましたが、
Cashbox誌のチャートに近い印象なので、集計方法が似ていたと思われます。

  • 2017/05/04(木) 23:58:27 |
  • URL |
  • Yamapy v(^^;)v #-
  • [ 編集]

ご無沙汰してます。

Record Worldは週刊FMに掲載されていた以外は殆ど見てないので、興味深く拝見させて頂きました。

Hum Along And Danceで、ふと疑問に思ったのですが、Record WorldではB面曲の扱いはどうなっていたんでしょうね?

Red Roses For A Blue Ladyは、Vic Dana、Bert Kaempfertと同時にチャートインしていた競作で、どれも同じように売れていたんでしょう。Wayne Newtonがベガスの帝王として君臨するのは70年代以降なので、さすがに1965年当時はそれほどの力はなかったと思いますよ(笑)

ところで、Win10のEdgeだと、"禁止キーワード~"と表示されて書き込めませんでした。禁止キーワードって何なんでしょう?

  • 2017/05/06(土) 03:02:07 |
  • URL |
  • starfort #mQop/nM.
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Yamapyさん

>HUM ALONG AND DANCE / Temptations。
>UNGENA ZA ULIMWENGU (Unite The World)」のカップリング曲ですね。

starfortさん

>Hum Along And Danceで、ふと疑問に思ったのですが、Record WorldではB面曲の扱いはどうなっていたんでしょうね?

おっしゃるとおりでこの「シングル盤」は1970/10/3付で"UNGENA ZA ULIMWENGU (Unite The World)"として67位にニューエントリーして、以降67→55→39→31→28と上昇。問題の11/7付け"でHUM ALONG AND DANCE / UNGENA ZA ULIMWENGU (Unite The World)"の表記となりました。そして翌週、この「シングル盤」そのものがTOP100圏外にドロップアウトしています。
したがって「盤」としてはニューエントリーではないのですが、「曲」としてはニューエントリーとしてリストに加えた、ということです。ここらが「両面ヒット」の扱いの難しいところです。

RWチャートの「両面ヒット」ですが、ほぼBillboardと同様の扱いだったと思われます。ただ、BBより一足先に「曲」のチャートから「シングル盤」のチャートに移行してようです。
例えばCCRのCommotionとGreen River。BBでは「同一シングルの異曲」として1969/8/2付に別々にエントリーし、終始別々のチャートアクションを示しています(CBも同様)。
一方、RWでは以下のように同一シングルの両面ヒットとして扱われています。
7/26 Commotion/Green River
8/02 Commotion/Green River
8/09 Green River/Commotion
8/16 Green River/Commotion
8/23 Green River/Commotion
8/30 Green River

両面ヒットについては改めてネタとして取り上げたいと思っています。

  • 2017/05/06(土) 12:10:22 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
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Yamapyさん
>「Record World」誌の存在を知ったのは最近のこと。

starfortさん

>Record Worldは週刊FMに掲載されていた以外は殆ど見てないので

私は1980年から1982年の廃刊まで、週刊FM&オリコンで追っていたクチです。
RWチャートといえば、年間チャートの「同順位」でしょうか?。
1980年の年間アルバムチャートはGlass HousesとThe Wallがともに1位、1981年の年間シングルチャートではBette Davis EyesとEndless Loveがともに1位。しかも1位が2作となれば、次は3位になるはずなのに2位が存在。
1980年年間アルバムチャート
1. Glass Houses
1. The Wall
2. Off The Wall
3. Against The Wind

1981年年間シングルチャート
1.Bette Davis Eyes
1.Endless Love
2.9 To 5
3.Jessie's Girl

こういうことをしているから"廃刊"になったのでは(笑)


starfortさん

>ところで、Win10のEdgeだと、"禁止キーワード~"と表示されて書き込めませんでした。
>禁止キーワードって何なんでしょう?

禁止ワードって特に設定していないはずですが。
ただしURLははねられるようです

  • 2017/05/06(土) 12:47:51 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
  • [ 編集]

脱壱さん、
Record WorldでのB面曲の扱い、ご教示いただきありがとうございます。

海外の方々とやりとりしてる限りでは、両面表記の変更でニューエントリー扱いすることはないですね。
あとヒット状況でB面曲を差し替えたシングルが結構あったそうですが、その場合も同じシングルとして扱われニューエントリー扱いされていなかったそうです。
プロモ盤以外でもB面曲が違うシングルが流通していたとは、まったくもってレコードコレクタ泣かせです。

あとWin10のEdgeで書き込みできない理由が分かりました。
ブラウザがフォームを記憶しており、URL欄に自分のHPのアドレスが入っていました。
コメント欄になくてもURLをはねるようなので、URL欄を削除するか注意書きがあった方がいいのでは?

  • 2017/05/06(土) 21:30:39 |
  • URL |
  • starfort #mQop/nM.
  • [ 編集]

starfortさん

>両面表記の変更でニューエントリー扱いすることはないですね。

「盤」として捉えるか、「曲」として捉えるかによっても扱いが変わってくるので、悩ましいですね。
以前も話題になったように両面シングルの扱いはチャートファン泣かせです。

>URL欄を削除するか注意書きがあった方がいいのでは?

URLはデフォルト設定なので削除できません。
出来合いのブログは細かな設定ができないので少し不便です。

  • 2017/05/07(日) 09:45:33 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
  • [ 編集]

脱壱様…

RWチャートといえば、年間チャートの「同順位」でしょうか?。

同順位が多数有ったのですね。

私の推測ですが、Record World誌の年間チャートは、私達チャートマニア(笑)がやっている
1位 100点、2位 99点、3位 98点…
にボーナス点を加えた物…
という簡素な集計方法だつたことが推測できます。

ちなみに、私も
お気に入りの曲「My TOP40」を1979年11月から1993年頃まで作成していました。
しかし、年間チャートで同点・同順位はしませんでした。
同点になってしまった場合、私の場合…
1、年間チャートの集計期間の区切りの関係で不利を受けている曲(不利の度合いが大きい曲)が上位。

1でも同じ場合は、Joel Whitburn氏のannual本と同じ方法で順位付けしてます。

  • 2017/05/07(日) 20:47:16 |
  • URL |
  • Yamapy v(^^;)v #-
  • [ 編集]

Yamapyさん

1位のみ同順位で、他順位では同順位がない、ということからして何かとても作為的な臭いがしますね(14位が2作とか、28位が2作なら何となく納得もできますが)。
集計方法は企業秘密のブラックスボックスなわけですので、1位2作を避けるべく差をつけようと思えば、どうにでもなるのではないのかしらん。
「甲乙つけがたいので両方とも1位!」みたいな感じだったのでは?

  • 2017/05/08(月) 19:43:05 |
  • URL |
  • 脱壱 #-
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